運転支援システムの特性や限界を知ってみよう!
「衝突被害軽減ブレーキ」の不要作動に慌てないための動画を公開しました



下記からもご覧いただけます。(youtubeの審査・リコール課公式アカウントにジャンプします。)

概要版(上記の映像です)      詳細版(ロングバージョン)

  
 前方の障害物に対する運転者のブレーキ操作をサポートする「衝突被害軽減ブレーキ」は、カメラやレーダーなどの技術の進化により、追突等の事故が約6割減少するといったデータもあり、高い安全効果が期待されています。しかしながら、システムの特性や機能に限界があり、使用する環境や条件によっては、意図しない場面で作動(不要作動)することがあります。
 国土交通省では、自動車ユーザーの皆様にこれらのことをご理解いただくための啓発ビデオを作成し、YouTube国土交通省公式アカウントに公開しました。   
 
 

1.衝突被害軽減ブレーキとは

  
  • 衝突被害軽減ブレーキは、車両のカメラやレーダーなどの検知装置により、①衝突のおそれがある場合に警報により運転者にブレーキ操作を促し、②運転者がブレーキ操作をしない場合は、緊急的に自動でブレーキを作動させる装置です。
 

2.システムの不要作動と対処方法

  
  •  希な事例ではありますが、衝突の可能性が高くないと考えられる状況でも、使用する環境や条件が重なることによって、衝突被害軽減ブレーキが不要作動する場合があります。
     予期せぬ作動に慌てず対処するため、取扱説明書を読み、システムの特性や作動条件等を正しく理解して使用して下さい。
      
  • 急なブレーキがかかるおそれがあるので、シートベルトを着用しましょう。トラックでは、普段から荷物を固縛しましょう。
  • システムが作動し車両が停止した後に、車両が動き出さないように、慌てずブレーキを踏むようにしましょう。
  • カメラ前方のフロントガラスを清掃する等、システムが適切に作動するようにしましょう。
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掲載日2025/4/18

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